(CNN)ブラジル・リオデジャネイロ中心部の旧市街で起きたビルの倒壊事故は、
26日までに4人が死亡、22人が行方不明になっている。同氏のパエス市長が地元テレビ局に明らかにした。
事故は現地時間の25日夜に発生し、20階建てのビルと隣接する10階建てのビルと4階建てのビルが倒壊した。
倒壊後に火災が発生したとの情報もある。原因は不明だが、当局はガス漏れと構造上の欠陥の両面について調べている。
現場は昼間はビジネス街、夜はナイトスポットとしてにぎわう繁華街で、
オバマ米大統領が昨年訪問した際に演説を行った市立劇場もすぐ近くにある。
行方不明者の捜索は26日午後も続けられ、付近一帯は引き続き封鎖されている。
倒壊現場に居合わせた人は地元テレビ局の取材に対し、まるで地震が起きた時のように周辺の建物が揺れたと話し、
倒壊したビルの中に人がいるのが見えたという証言もあった。
リオデジャネイロ州のカブラル知事は犠牲者を悼んで3日間の服喪を宣言、ルセフ大統領も哀悼の意を表した。
リオデジャネイロでは2014年にサッカー・ワールドカップ(W杯)が、16年には五輪の開催が予定されている。
http://www.cnn.co.jp/world/30005412.html