警部補がアダルトサイト 府警、懲戒処分 広告で収入
京都府警警備部の男性警部補(52)がアダルトサイトを開設してバナー広告から収入を得たとして、府警監察官室から無届けの兼業を理由に減給100分の10(6カ月)の懲戒処分を昨年7月に受けていたことが26日、府警などへの取材で分かった。
警部補は処分と同時に依願退職した。2007年2月から昨年5月までの4年3カ月で約750万円の収入があった。
税務署から申告漏れを指摘され、数十万円を追徴課税された、という。
府警によると、サイトの画像の一部に無修正の内容が確認された。
警部補は、自宅パソコンから昨年5月、わいせつな画像データを米国のサーバーに送信し、不特定多数が閲覧できる状態にしたとして、わいせつ物公然陳列の疑いで同7月14日に書類送検され、京都地検は起訴猶予とした。
府警の説明では、元警部補は当初、自宅で飼育している小鳥をテーマにしたブログを開設。
その後、アダルト画像を掲載する内容に変わり、バナー広告も貼り付けた、という。「サイトのアクセス数が増えるのがうれしかった」などと説明している、という。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120127000009