ブンデス、7年連続の収入増! 年間約2000億円で収入ではプレミアに次ぐ2番目のリーグに
DFL(ドイツ・フットボールリーグ)は現地時間25日、2010-11シーズンのブンデスリーガ18クラブの総収入が
20億ユーロ(約2037億円)に迫ったことを発表した。前年度の17億7000万ユーロ(約1802億円)を上回り、
7年連続の収入増となる。ロイター通信が報じた。
DFLの発表によると、1部と2部をあわせた36クラブの総収入は、合計で22億3000万ユーロ(約2271億円)。
そのうち、1部クラブの総収入が19億4000万ユーロ(約1975億円)となる。これは過去4年で1部リーグでは
24%、全体では18.9%の収入増となる。
DFLのCEO(最高経営責任者)であるクリスティアン・ザイフェルト氏は、「現行シーズンでは20億ユーロを
上回りつつある」と、さらに成長を続けているとコメント。「収入面に関して言えば、ブンデスリーガはもはや、
プレミアリーグに次ぐ2番目のリーグだ」と、好況ぶりに胸を張った。
また、1試合あたりの平均観客動員数も4万2101人と新記録を達成。DFLは「初めて4万2000人を上回った。
これで、ブンデスリーガは世界で最も多くの平均観客動員を記録するリーグの座を守った」と発表している。
ザイフェルトCEOは「2010年8月に各クラブが承認したコスト管理体制が結実した。それにより、この国の
プロサッカーは今後も成功の展望を強く抱き続けることになる。今のブンデスリーガはこれまでにないほど、
ファンやスポンサー、メディアパートナーから人気になっている」と語り、ドイツサッカーの今後は明るいとの
見解を示した。
なお、ブンデスリーガは、収益に関しても大幅な改善を見せた。前年度は7800万ユーロ(約79億4000万円)
の損失だったが、10-11シーズンは5250万ユーロ(約53億5000万円)の収益を記録している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120126-00000016-ism-socc