岡田麿里の魅力
2012年冬アニメも一通り放送がスタートした。今冬スタートしたアニメは、20タイトル以上を数え、
熱心なアニメファンも、どの作品を見ればいいのか頭を悩ませていることだろう。
そこで毎回ジャンルをざっくりと分けて、筆者の独断と偏見でおススメアニメを紹介しよう。
(中略)
2007年、イラストレーター・hukeが発表したキャラクター「ブラック★ロックシューター」は、
彼のイラストにインスパイアされた音楽ユニット・supercellのryoが、08年に動画投稿サイト・ニコニコ動画にオリジナル楽曲
「初音ミクがオリジナルを歌ってくれたよ『ブラック★ロックシューター』」を発表したことで大ブレーク。
300万以上の再生という驚異的なヒットを記録した。
その後、10年にはOVA化が実現。今回のテレビシリーズは、そのOVA版をベースに全8話で描かれることが発表されている。
このテレビ版『ブラック★ロックシューター』の脚本を担当するのは、11年は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
『放浪息子』(ともにフジテレビ系)『花咲くいろは』(読売テレビほか)などの話題作を立て続けに担当した
岡田麿里。そしてCG特技監督を務めるのは、『天元突破グレンラガン』(テレビ東京系)『パンティ・ストッキングwithガーターベルト』(TOKYO MXほか)などで、
血わき肉躍るアクションを描いた今石洋之である。
エグい人物描写に定評のある岡田が描く女子中学生たちの日常と、今石による虚構の世界での異次元バトルに、
supercellのサウンドがどのように彩りを添えるのかに注目したい。
奇しくも「歌」というキーワードを持つ「戦うヒロイン」アニメの話題作が並んだ2012年冬クール。楽曲ともども要チェックである。
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