飲尿の趣味はないが、これで飯田ゆかちゃん(14歳・中2)のおしっこも堂々と飲めるようになるな
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120124/CK2012012402000050.html 震災ボランティア糧に「海水→飲み水」を開発 麻生の水処理装置製造会社
東日本大震災被災地でのボランティア経験をきっかけに、水処理装置製造会社「オスモ」(川崎市麻生区)は、海水を飲み水に変える非常用飲料水装置を開発した。
現在、水質検査などを重ねており、二月にとどろきアリーナ(中原区)で開かれる川崎国際環境技術展で初お披露目する予定。
この装置は縦五五センチ、横九五センチ、高さ八〇センチで、約百二十キロ。ガソリンを燃料にポンプを動かす。三種類のろ過装置を通して海水を淡水にする。
同社では十年ほど前、準大手ゼネコン「長谷工コーポレーション」(東京都港区)と共同で、河川などの淡水を飲料水に浄化する非常用飲料水装置「オスモポッドSW」を開発。
二〇〇八年に起きた四川大地震や、〇九年のスマトラ沖地震の際は被災地に無償提供した。
東日本大震災では発生直後に宮城県に入り、小学校のプールなど三カ所に設置、避難所に飲み水を届けた。
だが、東松島市の小学校のプールは津波で海水が混ざっていたため、浄水できず、役に立たなかった。
そこで、どんな災害にも対応できるよう、改良版の開発を決意。市の助成金制度を利用して、海水の塩分を除去する逆浸透膜の取り付けやポンプの改良などの工夫を凝らし、淡水、海水両方に対応できる試作品を製作した。
「小さくて運びやすく、使い勝手が良くてタフなのが売り」と野口武志社長(46)。
一時間で最大約二百リットル、一日で約千二百〜千六百人分の飲料水がまかなえるという。
同社長は「水を本当に必要としているところで活躍できれば」と意気込んでいる。