東京電力は22日、福島第1原発の汚染水を移送する配管から低濃度の汚染水が漏れたのは、放射線を遮るために
載せた鉛の重みにより配管がずれたことが原因とみられると発表した。
東電によると、鉛の遮蔽材は重さ30キロで、配管の継ぎ目の上に設置していたが、重みで継ぎ目に隙間ができたらしい。
東電は鉛を取り除き、汚染水を移送する際には、周辺に作業員が近づかないよう指示を徹底するとしている。
漏れたのは、2号機タービン建屋にたまった汚染水を移送する配管で、表面線量が毎時0・1ミリシーベルトと比較的低かった。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012201001680.html