【カイロ時事】ムバラク政権崩壊後初めて実施されたエジプト人民議会(定数508)選挙の結果発表を受け、23日に議会が初招集される。
民主国家建設の柱となる新憲法制定に向け、議席の約7割を得たイスラム勢力と、暫定統治する軍最高評議会、リベラル勢力の論戦が本格化する。
穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「自由公正党」は、選挙で選ばれる498議席の47%に当たる235議席を獲得。
原理主義の厳格派「光の党」が25%の121議席で第2党になった。リベラル系の新ワフド党は9%にとどまり、イスラム色の濃い憲法を求める圧力が強まるのは確実だ。
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