鹿児島市のかごしま水族館で妊娠していたハンドウイルカのナーガ(推定21歳)が21日未明、出産した。
同館でのイルカの出産は6例目。
同館によると、ナーガは初めての妊娠、出産。同日午前1時50分ごろ、出産し、同日朝には、赤ちゃんイルカと元気に泳いでいるのを職員が確認した。
赤ちゃんイルカは推定で体長120センチ、体重20キロ。エコー検査などから2月ごろ生まれるとみていたが、予測より早かったという。
イルカの出産は同館で過去5例あるが、出産後まもなく死ぬなど成功例はまだない。
昨年12月にもチーク(推定9歳)が出産したが、生後4日で死んだ。
久保信隆・海獣展示係長は「母イルカがうまく育てられるよう、バックアップ態勢を整えたい」と話した。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120122ddlk46040315000c.html