安住財務相ら財務省の政務三役は21日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革を説明する全国行脚の第1弾に臨んだ。
仙台市を訪れた安住氏は説明会で、消費増税によって住宅購入にかかる消費税額が跳ね上がる問題に「十分配慮して対応したい」と強調した。
説明会の終了後には記者団に対し、住宅購入者に税負担の「減免措置をしたい」と述べた。住宅ローン減税の拡充などで消費増税分の税負担を軽減する考えとみられる。
この日は安住氏のほか、五十嵐文彦副大臣が札幌市、藤田幸久副大臣が大阪市、吉田泉政務官が静岡市で説明会を開いた。
それぞれ地元の企業経営者ら約160人〜約50人が参加した。
安住氏は消費税について「すべての引き上げ分を年金、医療、介護、子育てに充当する」と言明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000827-yom-pol