北朝鮮大使がドイツで密漁? 釣り、警官制止にほほえむ
北朝鮮の駐ベルリン大使が、ベルリンの川で無許可で釣りをしていたことが分かり、「外交官が密漁か」と取りざたされている。
ドイツ外務省報道官は20日、「外交官もドイツの法律を尊重してほしい」と、間接的に事実関係を認めた。
ドイツメディアによると、北朝鮮のリ・シホン大使は15日、ベルリン西部を流れるハーフェル川で釣りをしていて、警察官から許可証を示すよう求められた。
だが許可証もパスポートも持っておらず、警官は英語で釣りをやめるよう求めたが、ほほえんだだけで釣りを続けたという。
シュピーゲル誌(電子版)によると密漁の罰金は200ユーロ(約2万円)。外交官特権があるため、処罰されることはないという。(ベルリン=松井健)
http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY201201210322.html