第180通常国会は24日召集される。野田佳彦首相は2012年度予算案の成立を急ぐとともに、社会保障と税の一体改革を進めるため、消費増税関連法案の提出・成立を目指す。
これに対し、通常国会を「主戦場」と位置付ける自民、公明両党は、早期の衆院解散を迫り徹底抗戦する構え。
消費増税をめぐる民主党内の対立も絡み、衆院解散含みの緊迫した国会となりそうだ。
通常国会の会期は6月21日までの150日間。首相は24日の施政方針演説で、消費増税に不退転の決意で取り組む考えを表明する。
これに対する各党代表質問は26、27両日と30日。与党はこの後、速やかに11年度第4次補正予算案を処理し、来月上旬に12年度予算案の審議に入りたい意向だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000054-jij-pol