神奈川県茅ケ崎市の国道で男性がはねられ、約25キロ離れた同県横須賀市まで遺体が引きずられた事故で、県警は
20日、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、110番した大型トラック運転手、清水広行容疑者(51)=同県中井町井ノ口=を逮捕した。県警によると、遺体は茅ケ崎市円蔵2の
会社員、大沢純さん(42)。事故前に現場近くの飲食店にいたという。
逮捕容疑は20日午前2時半ごろ、茅ケ崎市白浜町の国道134号で歩行中の大沢さんをはね、そのまま走り去った疑い。
県警によると、清水容疑者は現場をいったん離れたが「衝撃を感じた。人をはねたかもしれない」と110番していた。「怖くなって逃げた」と供述している。
一方、遺体が発見された横須賀市内川1の工場駐車場に直前まで止まっていた別のトラックの車体下部に血痕が付着。男性運転手(44)が「茅ケ崎の事故現場を通った」と県警に話した。
このため県警は、大沢さんが清水容疑者にはねられた後、男性のトラックで横須賀まで引きずられたとみて、詳しい状況を調べている。頭の一部はその後、横須賀の現場で確認された。
[ソース]
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E3E2E2E18DE0E3E2E3E0E2E3E09191E2E2E2E2;at=ALL