昨年末は、多くのAndroid搭載スマートフォンの新製品が登場した。なかでも、NTTドコモ(ドコモ)の「AQUOS PHONE SH-01D」「ARROWS X LTE F-05D」と 「GALAXY S II LTE SC-03D」、auの「ARROWS Z ISW11F」は、大いに売れた。「GALAXY S II LTE」以外は、国内メーカーが開発し、 ワンセグやおサイフケータイなど、従来の携帯電話と同様の機能を搭載する日本仕様のスマートフォンだ。 これらは、海外メーカー製のグローバルモデルと区別するために、一部では「ガラスマ」とも呼ばれている。 「iPhone 4S」の好調な売れ行きも加わり、量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、 2011年12月の月間携帯電話販売台数に占めるスマートフォンの割合は、過去最高だった2011年10月を7ポイント上回る77.0%に達した。 新規購入に限ると、もはやほとんどがスマートフォンだ。