原発安全対策で新組織設立へ…電気事業連合会
電気事業連合会は、地震や津波による深刻な原子力発電所の事故に備えるため、十分な安全対策を取るように電力会社を指導する第三者組織を今年中に設立する。
電力業界が安全対策に取り組む姿勢を強化することで、運転が停止している原発が立地する地元自治体に再稼働への理解を求める。
原発の安全対策は現在、電力会社が個別に行っている。新組織は、メーカーや海外の原発関係機関と協力し、日本より先行している海外事例などを調べ、対策が不十分な電力会社に導入を促す。
電力会社を厳しく指導できるよう、海外の原発関連機関の出身者を入れる。
電事連の八木誠会長は20日の記者会見で「(福島第一原発のような)事故を二度と起こしてはならない。安全対策を一層強化する」と強調した。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120120-OYT1T01097.htm