「年度内着工を実現」 札幌延伸 国交相、知事に強調(01/19 09:24)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/344458.html 高橋はるみ知事は18日、国土交通省を訪れて前田武志国土交通相と会い、
昨年末に政府が北海道新幹線の新函館(仮称)―札幌間の延伸方針を決めたことに謝意を伝えた。
前田国交相は同区間の認可・着工の時期について「なんとか年度内に良い形ができればと思う」と述べ、
3月までに認可・着工を実現させる考えを強調した。
延伸の工期が24年にわたることについて、
知事は「道内には工期を短縮できないかという声があるが、
まずはスタートラインに乗ることが重要」と述べ、認可後に工期短縮を目指す考えを表明。
前田国交相も知事の方針に理解を示した。
札幌延伸に伴うJR北海道の函館―新函館間の経営分離をめぐり函館市の同意取り付けが難航した問題で、
前田国交相は「函館の気持ちも分かる。新しい発展に向けて先頭を切ってもらえれば」と話し、
2015年度の新函館開業を機に、函館が新幹線を活用した地域振興に取り組むことに期待感を示した。