大都会仙台の仙台駅がますますパワーアップへ

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仙台駅東西通路広々と
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120119-OYT8T01196.htm
完成後の仙台駅東西自由通路と商業施設のイメージ図
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120119-574126-1-L.jpg
現在のJR仙台駅東西自由通路(19日、仙台市宮城野区で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120119-574137-1-L.jpg

仙台市とJR東日本は19日、JR仙台駅の東西自由通路を、
地下鉄東西線が開業する2015年度までに現在の6メートルから16メートルに拡幅すると発表した。
合わせて、通路周辺に商業施設やホテル、オフィスビルを新設するなど100億円規模の再開発整備も行う。
駅東側の活性化が進むことが期待される。

計画によると、自由通路を現在より10メートル拡幅し、通路を南北に挟むように商業施設
(地上6階、高さ約30メートル)を建設する。
商業施設2階に設けられる自由通路は4階まで吹き抜けとし、天井はガラス張りにする。
新たに東口改札も設置され、利便性が高まる。
現在の自由通路北側の商業エリアを7月末頃から解体し、来年1月着工を目指す。
総工費約30億円のうち、仙台市が約20億円、JR東が約10億円を負担する。

駅東の再開発は、商業施設のほか、ホテル(地上14階、高さ約60メートル)と
オフィスビル(地上13階、高さ約60メートル)も建設する。
ホテルの部屋数は約280室で、駅西口のホテルメトロポリタン別館として、
より高級な宿泊主体のホテルに位置づける。ホテルは17年度、オフィスビルは18年度から営業する予定だ。
さらに、仙台市は現在駅周辺に4か所ある高速バスや観光バスの発着場をあおば通と東口に集約し、駅東西の機能分担を図る。

19日の記者会見で、JR東の里見雅行・仙台支社長は
「重要なプロジェクトとして地下鉄開業に合わせるよう行っていきたい」と語り、
仙台市の奥山恵美子市長は「震災からの復興のシンボルとして、
東西一体の街づくりの発展に不可欠な大きな推進力を生み出してくれると期待している」と話した。