杉並区、荻窪駅前の再開発へ動く 集客の核に
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E3EBE2E7888DE3EBE2E3E0E2E3E09EEAE1E2E2E2 東京都杉並区はJR荻窪駅周辺の再開発に乗り出す。
2012年度にも住民などとまちづくり組織を立ち上げる。
5月をメドに産業振興課を大型オフィスビルに移転、東京商工会議所杉並支部など地元の経済3団体も
事務所をビルに移して中小企業の利用促進とにぎわい創出を狙う。
官民で区中心部である同駅周辺の魅力づくりと流通やサービスなど幅広い産業の育成を目指す。
駅周辺再開発について区は11年度に聞き取り調査した。
昨年12月に策定した12年度からの総合計画に盛り込み、今後10年以内に着手する方針で
「荻窪まちづくり会議」(仮称)を設立する。
商店街活性化や企業集積など街の課題や再開発の中身を詰めるとともに、駅周辺の調査を本格化する。
現在、東京メトロ南阿佐ケ谷駅周辺の区役所内にある産業振興課を
JR荻窪駅近くの地上18階建ての大型オフィスビルの1フロア(約1000平方メートル)に移転する。
同課のスペースは約170平方メートルになる見通し。
移転に伴い約50人いる職員も若干増員する。同じフロアに東京商工会議所杉並支部、
杉並産業協会、杉並区商店会連合会の事務所も入る。共通の会議室や相談室を設置する。(つづく)