露大統領選、実業家プロホロフ氏「台風の目」に
3月のロシア大統領選で「台風の目」になるとみられる実業家ミハイル・プロホロフ氏(46)は18日、
立候補に必要な法定署名数(200万人)を上回る210万人分の署名を集め、中央選挙委員会に提出した。
昨年12月以来の大規模抗議運動の中核であるリベラルな有権者層は、同氏の支持に回る可能性があり、今後どこまで有権者に浸透するかがカギとなる。
プロホロフ氏は、署名提出に先立ち、ロイター通信に対して「管理された民主主義の時代は終わった」と述べ、プーチン首相(59)率いる強権体制を改革する必要性を強調。
同時に、現政権と政策面では一致点が多いことも指摘し、プーチン氏が返り咲きを果たした場合、首相就任を受ける可能性も示唆した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120118-OYT1T01059.htm