関西広域連合が観光振興最終案 将来「アジアの文化観光首都」に カジノは記載見送り
関西広域連合の関西観光・文化振興計画策定委員会(座長、大橋昭一和歌山大名誉教授)が19日、京都市内で開かれ、
関西の将来目標を「アジアの文化観光首都」とし、来年度からの10年間で訪問外国人客を現在の約3倍の約1千万人にすることを目指すとする最終計画案をまとめた。26日の知事会合に報告する。
一方、昨年12月の試案で記載されたカジノの誘致については、委員の間で反対意見が多かったことを踏まえて記載を見送り、
「国の動向を見据えながら、議論の素地を作るために引き続き研究を行っていく」と付記するにとどめた。
最終案では、平成25年を「KANSAI国際観光YEAR」として、関西食文化イベントなどで集中的にPR活動を展開。
26年度までに、中国をはじめとする国別の誘客PRや関西地域限定の通訳案内士(仮称)制度を始めるとした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120119/lcl12011922330002-n1.htm