復興祈念公園は国営で 岩手、宮城が国交省に要望
東日本大震災の犠牲者を追悼し、教訓を後世に伝える震災復興祈念公園の整備に向けた国土交通省と被災3県の会議が19日、同省で開かれ、岩手、宮城両県が国営公園として設置するよう求めた。
福島県は東京電力福島第1原発事故の対応に一定のめどが立った後、具体的な検討に入る考えを示した。
3県は復興計画に、防災拠点機能も備えた「メモリアル公園」の整備を盛り込んでいる。国交省は国と自治体の費用分担や設置場所などの詳細について3県と協議を続け、3月中に方針を示す。
会議では岩手県が、陸前高田市の高田松原を候補地とするよう要望。宮城県は沿岸部の自治体が祈念公園や追悼施設の建設を検討しているとして、その中核施設を国が整備するよう求めた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120119/dst12011919290015-n1.htm