15日午前5時50分ごろ、徳島県牟岐市内の町道で73歳の女性がひき逃げされ、死亡する事故が起きた。
警察は翌16日に死亡した女性の長男にあたる53歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕している。事故当時は飲酒運転だった可能性が高いという。
徳島県警・牟岐署によると、現場は牟岐町内妻付近で車線区別の無い幅員約5mの緩やかなカーブ。
現場を通りかかった新聞配達員が、側溝に倒れている高齢女性と、その近くで壊れている自転車を発見。警察に届け出た。
女性は頭部を強打しており、現場で死亡を確認。自転車の破損状況や、約10mに渡って路面にひきずられた痕跡が残されていたことから、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。
周辺を捜索した結果、フロントガラスに衝突痕のある軽トラックを発見した。
この軽トラックを所有していたのは、死亡した女性の長男にあたる53歳の男で、警察ではこの男が飲酒運転の末に事故を起こした可能性が高いと判断。
16日までに自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕した。
前夜の14日は市内の飲食店で酒を飲んでいたとみられるが、調べに対して男は「よく覚えていない」などと供述しているという。
男は違反累積で2年前に免許取消処分を受けていたが、警察では以後も日常的にクルマの運転を続けていたものとみている。
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