ここまでくるとゲームの宣伝がしたいだけにみえてしまう...。
私がまだ小さかった頃、ギネス世界記録には「世界一身長の低い人」とか「生まれてこのかた1度も爪を切った事が無い人」とか、
ページを開く度に、「いや〜、世界は広い!」なんてつぶやかずにはいられない仰天の人々や事柄が掲載されていたものです。
「ギネス」や「世界記録」は子供達に夢を見せてくれる、ある種の魔法の言葉のようでした。
しかし、残念なことに「Guinness World Records 2012 Gamer's Edition」(ギネス世界記録2012 ゲーム版)は子供を喜ばせるような内容じゃないみたいです。
・初のHDステルスゲームリメイク
・初のコンピューターによるヘルプ機能搭載ゲーム
・もっとも多くの携帯ゲーム機でリリースされたオープンワールドタイトル
・もっとも幅広い種類の爆弾を作れるステルスゲーム
・テレビ番組を元に作成された初のダウンロード用ステルスゲーム
・『Eye of Judgment Card』でもっとも高額なカード
・実在の山脈がもっとも多く収録されたゲーム
・もっとも多作な架空のゲームDJ
・もっともHDリミックスが待ち望まれてたシューティングゲーム
・輸送用コンテナの中で最も長くゲームをプレイした人
いくつかは明らかにPR目的に見えます。多くのエントリーが「具体的過ぎるジャンル」に応募してきたんでしょうね。
例えば、「初のカントリーミュージックテーマのダンスゲーム」に関して言えば、初もなにも知るかぎり『GameMill's Country Dance』しかありません。
まぁ、違ったとしても、ギネスに載せるほどのことでもないと思うのは私だけでしょうか?
ギネス世界記録ゲーム版の編集後記は以下の通り。
「2012年のギネス世界記録ゲーム版には、ゲーム産業における大小様々なゲームが掲載されています。
全ての最上の記録者として、可能な限り広範囲なインタラクティブ界の全実積を入念に記録する責任があります。
去年のゲーム版に加え、ゲームファンに喜んで頂く為に、今年は事実や雑学、インタビューや機能等も掲載しています。」
全文とゲーム画像はソースを参照
http://www.kotaku.jp/2012/01/guiness_gamer2012_bogus.html