岐阜白骨化遺体、別の殺人で起訴の男を再逮捕へ
岐阜県下呂市小坂町落合の県道脇で、ほぼ白骨化した同県高山市西之一色町、アルバイト店員長瀬まゆみさん(当時44歳)の遺体が見つかった事件で、
岐阜県警は13日にも同市久々野町大西、元コンビニアルバイト店員後藤明弘被告(47)(別の殺人罪などで起訴)を死体遺棄の疑いで再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者によると、後藤被告は昨年3月〜4月頃、職場の同僚だった長瀬さんの遺体を下呂市の県道脇に遺棄した疑いが持たれている。
後藤被告は県警の調べに対し、「3月8日夜に長瀬さんと高山市内で会ったが、何もしないで別れた」と供述。
遺棄現場近くの道路に「白骨死体がこの下にあり。110番願う」と書いたメモを置いたことを認めていたが、死体遺棄への関与は否認していた。
しかし、県警は死体遺棄の現場が通行人では気づくのが困難な深い崖下であることから、後藤被告しか知り得ないと判断した。
また、後藤被告の持ち物から、長瀬さんが行方不明になった時期に撮影されたとみられる人の遺体の一部の画像が見つかったことが、捜査関係者への取材で分かった。
県警は遺体が長瀬さんの可能性もあるとみて調べている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120112-OYT1T01068.htm