ZyngaのCTOが語る2012年--HTML5ゲームやモバイル決済など4つの予測
オープンウェブスタックがブラウザベースのゲームで定着する
World Wide Web Consortium(W3C)とZyngaは、複数のデバイスのブラウザ内で
リッチなゲーム体験を実現するために協力している。
実現はまだ先の話だが、Zyngaはただ待っているだけではない。
2011年には、Zynga初の完全なHTML5ゲーム「Mafia Wars Shakedown」を「App Store」でリリースした。
Facebookが同社のモバイルアプリとモバイルサイトをローンチしたのに続いて、
Zyngaは「Zynga Poker Mobile Web」「Words With Friends HTML5」「Farmville Express」
という3種類のHTML5ゲームをローンチした。
HTML5を使って開発されたこれらのゲームは、読み込み時間の高速化や、よりスムーズなゲームプレイ、
プレーヤーのアクションに対するほぼ瞬時の反応を、すべてモバイルブラウザ内で実現している。
また、われわれはHTML5でのゲーム開発を促進するために、オープンソースツールもリリースした。
決済デバイスとしての携帯電話が普及する
Squareや「Google Wallet」は序章にすぎない。ゲームでは既に使用されており、
サンフランシスコのローカルレベルでも導入が進んでいる。地元のフードトラックや
レストランでモバイル決済システムを採用するところが増加しており、McDonald'sや
Subwayのような大型チェーンがその先駆けだ。
モバイル決済システムは暗証番号を使用する従来の決済方法よりも安全とされている。
今後、さらに多くのオプションが続々と登場するだろう。
http://japan.cnet.com/news/commentary/35012906/ (続く)