ガラス越しに大ライオンとにらめっこ 3歳児の映像が話題
動物園の大きなライオンと3歳の女の子が、ガラス1枚を隔ててにらめっこ――。
ほほ笑ましい場面をとらえた映像を、世界のメディアが取り上げている。
女の子はニュージーランドに住むソフィア・ウォーカーちゃん。先週、家族と訪れたウェリントン動物園での一場面だ。
えさを与えられ、食べようとしていたライオン「マリク」は、ソフィアちゃんが見学者用のガラスに張り付くようにして見ていることに気付くと、
うなり声をあげてすぐそばから見つめ返してきた。しばらくすると突然後ろ足で立ち、ガラスを乱暴にたたく。
ソフィアちゃんは平然と、「ライオンは何が言いたいの」と母親に尋ねる。母親は「きっと、えさを食べたいからあっちへ行ってと言っているのよ」と答えたが、
ソフィアちゃんはそのままにらめっこを続け、マリクは再びガラスをたたき始めた。
飼育班の責任者はマリクについて、「大きくて存在感のあるライオン。気性が荒くて怒りっぽい」と話す。
ソフィアちゃんの父親はマリクの様子を観察し、「ソフィアにえさを取られるのを恐れていたか、
ソフィアの方がおいしそうだと思ったか、そのどちらかだろう」と語った。
映像はオーストラリアや米国など各国のオンライン・メディアで流され、話題を呼んでいる。
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005233.html