“空飛ぶ男”ジェット機と編隊
11月26日 12時21分
ジェットエンジンのついた翼を背負って空を飛ぶ「ジェットマン」として知られるスイス人の冒険家が、
本物のジェット機と編隊を組んで飛行することに成功しました。
この冒険家は、かつて戦闘機のパイロットだったスイス人のイブ・ロッシーさん(52)で、
みずから開発したジェットエンジン付きの翼を背負って飛ぶことから「ジェットマン」の呼び名で知られています。
これまでフランスとイギリスの間にあるドーバー海峡を飛び越えるなど数多くの挑戦を成功させてきたロッシーさん、
今回は、24日、スイスの北西部の上空で、ヘリコプターから飛び降りて飛行を始めました。
そして高度1500メートルで、ロッシーさんの活動を支援している時計メーカーが用意した2機のジェット機が現れ、
ロッシーさんは2機に近づいて均等な間隔を保ちながら10分ほど見事な編隊飛行を披露しました。この際のスピードは時速220キロほどだったということです。
ロッシーさんはパラシュートを使って無事に地上に降り立ち、編隊飛行を成功させたことを喜んでいました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111126/t10014219101000.html