[エルサレム/ガザ 11日 ロイター]
イスラエル政府とパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが11日、
2006年にハマスが拉致したイスラエル兵ギラド・シャリート曹長の解放に合意した。
この取引では、シャリート曹長の解放の見返りに、イスラエルが拘束していたパレスチナ人服役囚ら約1000人が解放されることになった。
イスラエルのネタニヤフ首相は、曹長が家族と「数日以内」に再会すると述べた。
ガザ地区のパレスチナ人は、エジプト政府などの仲介で実現した合意を歓迎し、街では祝砲が放たれた。
ハマス側も合意成立を認め、技術的な問題が残っているだけだとした。
イスラエルの刑務所では、パレスチナ人約6000人が服役。
その服役囚らはパレスチナ人からは、国家樹立を目指しイスラエルの占領と闘った英雄とみなされている。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23580920111012