外国産マツタケの入荷が広島市中央卸売市場(西区)で減っている。9月の入荷量は昨年同月より
約4割減、卸値は約6割高く、10月も高値で推移している。天候不順に加え、中国の消費拡大も影響。
一方、広島産は順調に入荷している。
荷受けの広果広島中央青果(同)によると、9月の外国産マツタケの入荷量は昨年同月の半分の約2・5トン。
卸値は1キロ当たり約8千円と2倍だった。荷受けの広印青果(同)でも外国産の入荷量が半減した。
広果広島中央青果の八崎等取締役野菜部長によると、米国、カナダ、中国などの産地が
いずれも天候不順で不作。さらに「中国で消費量が増えており、輸入量が減っているようだ」と話す。
外国産は同市場の入荷量の6〜7割を占める。9月は5・4トンで広島県産などの国産の24キロを大きく上回る。
スーパーのフレスタ(同)では、米国産が1パック(約120グラム)1980円と昨年より3割高。
福屋八丁堀本店(中区)は、韓国産が100グラム当たり5千円前後と2割高となっている。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110080051.html 依頼19