銀座1丁目に「有機野菜と国産食材バル 縁〜ENISHI〜」(中央区銀座1、TEL 03-5579-9686)が
オープンして1カ月が過ぎた。オープン日は7月7日で、運営は「TAGATAME」(中央区勝どき)。(銀座経済新聞)
社長の田所浩一さんは、銀座・有楽町エリアで有機野菜を軸に飲食店を複数手掛けるヒューマンリレーションズ(中央区、
以下HR)出身。2012年までに3店舗の出店を目指して独立し、HRが手掛ける有機野菜とオーガニックワインバル「SOYA 銀座」(銀座5)の運営を受託しながら、初の新店オープンにこぎ着けた。
近年のバル業態ブームを受けて、海外出店も見据えた「国産バル」が店舗のコンセプト。
「『居酒屋』よりもスタイリッシュで『小料理屋』のクオリティーをカジュアルな価格、サービスで」を狙いに、旬の有機野菜や国産食材をメーンにメニューを構成する。
店舗面積は約50平方メートルで、1階にキッチンとカウンター、2階にテーブル席、3階に座敷席を配置する。
席数は30席。階段には古木を、テーブルや椅子も木材を使うなど、「古民家」をテーマにした内装で、「田舎の家に帰ってきたときの雰囲気」を演出する。
野菜はHR経由で産直有機野菜を仕入れ、淡路島産でうま味の強さが特徴のトマト、
生でも食べられるトウモロコシ「ゴールドラッシュ」などを、仕入れ状況に合わせて日替わりで提供。
おばんざい、サラダ、主菜、揚げ物類、煮物類、ご飯類、甘味類などを取りそろえる。
ドリンクは「国産酒と健康酒」をテーマに、日本酒、焼酎、梅酒、ウイスキー、国産ワイン・オーガニックワインなど
常時130種類程度を用意する。生ビール1杯580円。ターゲットは20〜40代の女性で、客単価は4,000円〜4,500円程度。
現在は「近所の人にたくさん来てもらっている」といい、「銀座のはずれにこんな店があることを知ってもらって
東銀座の地域一番店を目指したい」と長嶋貞史店長。「2012年をめどに、銀座・有楽町近隣エリアにもう1店舗出店することが目標」と田所さん。
営業時間は17時〜翌2時(土曜・日曜・祝日は24時まで)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110816-00000030-minkei-l13