開館10周年の長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)は8日まで、休日限定のイベントなどを開いている。
キングペンギンのパレードは暑くなるため8日が今季の見納め。
楠田幸雄館長は「多くの人に足を運んでほしい」と話している。
水族館は01年4月22日にオープン。
国内最多の8種類のペンギンを飼育し、この10年、入場者数はほぼ順調に推移していた。
しかし今年は鳥インフルエンザの影響で、土・日曜祝日の餌やりやペンギンパレードなどを2月から一時中止。
東日本大震災の影響も重なり、2〜3月の入場者は前年より約1割減った。
このため、水族館は4月からお得な年間パスポート(高校生以上1200円、3歳〜中学生700円)を発行するなどして巻き返しを展開。
5月3〜5日は、98年に閉館した旧長崎水族館のコンピューターグラフィックスを長崎総合科学大生が上映するほか、5日は新聞紙で作ったかぶとなどを来場者に贈る。
連休中の主なイベントは
▽キングペンギンのパレード(午後1時半〜2時)
▽ペンギンタッチング(午後2時半〜3時)
▽バックヤードツアー(午後0時15〜50分)など。
同館095・838・3131。
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110503ddlk42040525000c.html