フジテレビの元ゼネラルプロデューサーで、「笑っていいとも!」「オレたちひょうきん族」など人気バラエティ番組を手がけた
横澤彪(よこざわ・たけし)さんが2011年1月8日、亡くなっていたことがわかった。73歳だった。
コント仕立てのドラマや他番組のパロディなど今あるバラエティ番組にも通じる「王道」を築いたのが横澤さんだった。
ところが2006年、医師から悪性リンパ腫を告げられ、一時は入院し抗がん剤の治療も経験。
ここ1年ほどは定期的な治療に通っていたが、無理はできないとはいえ日常生活に大きな支障はなく、
年明け後も人と合って比較的元気そうだったという。だが、亡くなる前日に肺炎をこじらせ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
連載中のコラム「チャンネルGメン∞」(2010年12月30日)でも2011年のお笑い芸人のこれからを占ってもらったが、
その中で横澤さんは「若手・中堅のお笑い芸人にとって、本業の漫才やコントで力を養い、蓄える年」
「そろそろたけし、タモリ、さんまらを乗り越える中堅が出てきて欲しい」などと語り、若い才能に対し発破をかけたばかりだった。
(抜粋)
http://www.j-cast.com/images/2008/news08-2025_pho01.jpg http://www.j-cast.com/2011/01/09085154.html?p=1