Wikipediaまたしても資金難、そろそろ広告導入するべき?
ここ最近Wikipediaをご覧になった方なら、創始者であるジミー・ウェールズ氏の顔を目にしたことだろう。
ウェールズ氏の顔が掲げられたバナーは Wikipediaへの「寄付のお願い」へのリンクであるのだが、今
年もまたWikipediaは資金難に直面しているそうだ(本家/.)
http://news.slashdot.org/story/10/12/16/1452255/Should-Wikipedia-Just-Accept-Ads-Already Wikipediaは昨年も寄付金の目標額に達成せず、同様の「お願い」を掲げていた。このときはEbayの
創始者Pierre Omidyar氏とGoogleがそれぞれ200万ドルずつ寄付して難を逃れることができた。
今年は目標額におよそ700万ドル達していないとのことで、アナリストからはそろそろ広告導入を見据え
たマーケティング策を取るべきとの声も挙がっている。 WestworldのブロガーJeff Otte氏などは「広告は
クールじゃない。確かに広告が掲載されている場合は、そうでない場合よりクールじゃない。でも物乞いは
もっとクールじゃない。 Wikipediaに広告があろうと無かろうと、あまりに侵略的でない限り気にする人は
いない。Wikipediaも物乞いはやめて、ハンバーガー屋か何かの広告を掲載すればいい。それがイン
ターネットのやり方なんだから、何も悪いことじゃない」と書いている。
また、ボランティアのみで担われる非商業的モデルは、時間と労力を貢献し金銭を受け取るという形で
専門家が関わる道を塞いでいるとの意見もある。今の形ではWikipediaに未来はないのだろうか?
http://slashdot.jp/articles/10/12/17/1722218.shtml