水嶋ヒロ(26)、佐藤健(21)らイケメン俳優の登竜門としても知られる仮面ライダーシリーズ。
そのメーンキャストに抜擢(ばってき)された。本人はすこぶる謙虚で、
子供と毎週楽しみに見ている記者がその演技を絶賛すると、「ちょっと待って。泣いてしまいます…」。
本当に涙をこぼすほど、純な一面を見せた。
番組では、この素顔とはまったく正反対のキャラクターを演じている。
瀕(ひん)死(し)になった刑事、泉信吾の肉体に憑依して行動する怪人「アンク」。
計算高く、がめつくて、荒々しい。どうやってこのキャラに“ギアチェンジ”するのか。
「髪形やメーク、(アンクの憑依を示す)腕をつけるとすごくテンションが上がります。
あの腕が(私生活でも)欲しいんですよね」
演技力が災い(?)し、収録現場では、主人公のオーズに変身する火野映司(渡部秀)のところには子供たちが集まってくるが、
「アンクとは、皆、ちょっと距離を置くんです」。
さらに「お父さんの『子供と写真を一緒に撮ってください』という言葉に応じても、
子供の方を見ると、ちょっとつらそうな顔で寄ってきます」と苦笑いを浮かべる。
小学6年生のときに歌手を目指して芸能界の門をたたいたが、中学時代に声変わり。
それを機に、芝居のレッスンに励んだ。オーディションになかなか通らず落ち込んだ経験もある。
「芝居やダンスのレッスンをやっていれば、いつか自分は夢をかなえられると信じていました」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/101205/med1012051201003-n1.htm 依頼67