LimeWire、12月31日に事業終了
P2Pサービスを停止中のLimeWireが、合法音楽サービスを終了し、オフィスも閉鎖する。(ロイター)
2010年12月06日 10時00分 更新
LimeWire――ユーザーがインターネット上で無料で音楽、
映画、テレビ番組を交換している最大のネットワークの1つ――が、年内に事業を停止し、ニ
ューヨークにあるの唯一オフィスを閉鎖することを明らかにした。
米連邦裁判所は10月に、音楽業界の申し立てを受け、
LimeWireには著作権侵害の法的責任があるとして、同社のファイル交換サービスを閉鎖した。
「現在の法的な状況を考えると、LimeWire Store
(LimeWireが運営している合法音楽サービス)の営業を縮小する以外に選択肢はない」と同社は12月3日の声明文で述べている。
「努力はしたが、2010年12月31日をもって、LimeWire Storeは終了する」
LimeWireは、別の合法的な音楽サービスの立ち上げ計画も中止するとしている。
LimeWireは2000年にマーク・ゴードン氏が設立したサービス。
多数のファンが音楽の無料ダウンロードに利用していたため、レコードレーベルにとっては悩みの種となっていた。
音楽業界は、オンラインでの違法コピーや海賊盤を音楽売り上げ減少の主な原因として非難している。
ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/06/news030.html