【米公電流出】仏大統領、イラク派兵検討 仏紙報道
フランスのサルコジ大統領が2006年、米高官との会談で、翌07年の大統領選で当選すれば、
イラク情勢打開のためフランスはイラクへの派兵を検討すると述べていたことが明らかになった。
内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電を基に、ルモンド紙(電子版)が1日報じた。
米軍などが03年に開始したイラクへの軍事介入について、フランスのシラク政権はドイツなどとともに終始反対姿勢を示し、部隊を派遣していない。
米外交公電によると、サルコジ氏は内相時代の06年、当時のゴンザレス米司法長官との会談で
「フランスや国際社会は、イラク情勢を打開するために米国を支援するべきだ。
イラクの駐留米軍の任務を国際合同部隊が請け負う形が、おそらくふさわしいだろう」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101201/erp1012012201014-n1.htm