今期アニメ総合スレ

以前ニュー速で、池沼エンジンという言葉を見た。
話を動かすのにいちいち目的だの背景だの考えるのは面倒くさい。そこで圧倒的なバカを出す。「人を殺すのは気持ちいいぜ！」「キャー」。
そんなバカの前に主人公様が登場。「人を殺すのは良くない！　ハッ！」「ギャー！」「助かりました」「どういたしまして」。
このように、池沼を出して話の原動力にする。これが池沼エンジンというやつだろう。
キチガイのお陰で問題が起こり、その事についてあれこれ解決しようという流れが出来る。これがお話になる。
なるほど、実にインスタントに話が作れるじつに賢いやり方。しかし、このやり方には欠点がある。見ていてすげえアホ臭い。

いわゆる「日常アニメ」なんかだと、土台からしてアホくせーのでいちいち誰もアホ臭いことについて腹を立てたりしない。
というかアホが居ないと何も起きないまま女が飯食って糞するだけで終わるのでアホの存在は必要不可欠だ。
イカ娘なんかそうだ。イカ娘がクソアホで、問題を起こしてくれないと何もないわけだから、池沼で話を回しても特にクソとか言われない。
池沼エンジンのまともな使用例だろう。

が、糞シリアス話を池沼で動かすと寒い寒い非常に寒い。まして主人公がバカに説教話ということになると最悪。
突如として話の中にバカが出てくるのは何故かということを突き詰めると、話を進めたい、だからバカ出しましょうという意図。つまり作り手の都合だ。
そりゃ、キャラなんかみんな作り手の意図通りに動いてるに決まってるが、ノーセンスのバカをノーセンスに出して話を作ったというのでは全くのファック。
そんなものは個人のマッチポンプに過ぎない。それで糞シリアスに説教となると、噴飯物ですわ。説教で打ち倒されるのが前提のバカが出てきて説教！

そういうマッチポンプの胡散さ臭さが、俺妹5話のあやせの「情弱出して糞オタ擁護説教」にあり、
百花繚乱5話の直江「キス説教」にあり、えむえむ4話の「先輩が突如キスして説教」にある。だから駄目。
つーか何で三本も続けてバカ出して説教話なのよ。