★☆★ スレ立て依頼所[101018] ★☆★

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スレタイ
シェールガスの開発が他の発電計画を止める?


 米国発の「シェールガス革命」の行方を、発電設備を手掛ける重電メーカーがかたずをのんで見守っている。
最近になって採掘技術が確立し、生産量が急増しているシェールガスが世界のエネルギーの需給構造を一変させ、メーカーの戦略にも大きな影響を与える可能性があるからだ。

 「こんな状況になるとは、2年前には思いもしなかった」。三菱重工業の伏屋紀昭執行役員は、米国での風車需要の落ち込みにため息をつく。
風車は地球温暖化問題への関心の高まりとともに需要が急伸したが、2008年秋のリーマン・ショックを機に、活況だった市場は変調を来した。

 金融危機で資金調達が難しくなり、投資がしぼんだことが主因だが、伏屋氏は「シェールガスの登場で、天然ガスが足りないどころか、
むしろ逆に安く購入できるようになるのではないか、との思惑が広がった」ことも、風車には逆風になったとみる。

 シェールガスとは、頁岩(けつがん)と呼ばれる固い岩の層に含まれる天然ガスを指す。以前から存在は知られていたが、採掘が難しくコストがかかるため、
ほとんど利用されずにきた。だが、岩に小さな穴を開け、高い水圧をかけてガスを取り出す技術が確立されたことで生産量が急増している。

 米国は既存のガス田での生産が細り、国内需要の3割相当を輸入する計画だったが、シェールガスの登場により、天然ガスを輸入しなくても需要をほぼ満たせるようになった。
(以下略)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E3E6E2958B8DE3E7E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2