京都市右京区の平岡八幡宮で10日、子どもが青年らに立ち向かう「三役相撲」があった。
雲の切れ間から差し込む陽光に照らされながら、地元の小学生が迫力ある取り組みを繰り広げた。
子どもの健やかな成長を願う行事で、子どもの頑張りをたたえ、対戦相手が必ず負ける決まりだ。
高雄小3年の男児5人が黄色いふんどしを締め、15歳と19歳の男性に挑んだ。
頭を押しつけて懸命に押したり、土俵際で必死に粘る子どもの姿に観客の拍手がわき、相手を倒すたびに「ようやった」と歓声が上がった。
押し倒しで勝利した湊佳大君(9)は「負けるかと思って怖かったけど、お兄ちゃんたちは弱かった」と笑っていた。
【京都新聞2010年10月10日 23時02分 】
ttp://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20101010000084