神のみぞ知るセカイ かな恵竹達悠木花澤の最強布陣アニメが満を持して登場

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叩かれてんな。よーし、原作厨が擁護しちゃうぞー。

糞オタ自体がどーのこーのというネタで話を回す事はあまりない。
あったとしても実際の糞オタの状況からはかけ離れているので、「オタクの俺っちも共感してしまいました〜」みたいなことはない。
じゃああのギャルゲーマーという設定はなんなのかというと、実は女にモテるための設定で、神汁は大体
女と知り合う→女と仲良くなる→女の悩みを聞き出す(心の隙間の原因)→色々あってカウンセリング→悩み解決→キス(隙間埋まる)
こういう流れで毎回違う女とラブコメしていく作品なのだが、女と知り合う→仲良くなる、というパートは尺の都合上かなり短くされている。
悩みを解決するのが面白いのだから女には主人公とマッハで仲良くなって貰って悩みを打ち明けろ、というわけ。なわけで即落ちな
んだけど理由もなしに即落ちしてたら頭がおかしいので、補強がなされる。つまり、主人公がキチガイギャルゲーマーという設定がある
から女がすぐに惚れても不思議じゃない! という理屈。この理屈を補強するために主人公は「嫌いは好きにヘンカン出来る!」
「恋は植物のようなもの! ギャルゲーではそうだった!」とか糞恋愛論を言い出す。これらは別にギャルゲーの実情に即しているという
より、恋愛物作品のテンプレを並べているだけなので、糞オタがどうのこうのという楽しみ方で見る余地はない。

で、これ、何が問題かって「ギャルゲーと同じじゃん!」、という非難そのまま。なんだけど、ここでちょっと言っておく。
この作品はギャルゲーをネタにしているが、その設定自体に大した意味は全くない。
「オタクの姿を赤裸々に描き出してて評価!」とか「ギャルゲーマーが現実で女を攻略するメタ的な……云々」という要素はかなりおざなり。
あくまで、ラブコメをうまく回すために糞オタ出してまーす、ギャルゲーマニア設定がぐだぐだになってもしりませーん、という姿勢なので、そのあたりに期待すると死ぬことになる。