明日放送もっとToLOVEる関西は最速から10分遅れ←これどうにか出来ただろ

あれー。全然期待してなかったのにToLOVEるまで超面白いじゃん。まさか一話三本構成がここまで洗練されるとは思わなかったな。

大体の作品には盛り上がりのピークがある。アクション映画だったらドンパチの後に女とくっついて夕日をバックにキスとかあるでしょ。
そういうシーンこそ強く印象に残るわけだが、なんぼ話のピークが良いと言っても、前振りがなかったらピークは作れない。
夕日をバックにキスが素晴らしいからって夕日をバックにキスするだけで二時間とかやったら死ぬわけですな。

しかしToLOVEるは話のピークなんかたかだか6分で作れる事実を示した。
ToLOVEるにおける話のピークとは何かといえばそれは女が超かわいくなる瞬間である。
具体的にはヤミが軟化してミカンと呼ぶ、とか古手川が頬を染める、とかそんなん。
ピークだけで話は作れないと言っても、前振りを削って削って短くする事は出来る。そしてピークが一番面白いんだから、
それさえあれば前振りなんか糞面白コンビとかいきなり恋愛の説教をされるとか、そんなんでいいのだ。
女がかわいくなる瞬間が見たいんだったら6分でやったる！　設定なんかいらん！
一本の話としてそれなりに出来がよくて、ラブコメのコメ部分も入ってて笑えなきゃ駄目？　そんなんもいらん！
三本みーんな女のかわいい瞬間、見せたるで！　どや！　参ったか！

参った参った！
作品が最高に盛り上がる瞬間、ピークをひたすら量産するこの洗練された構成。三本それぞれがピークを作る事に注力されている。
いやー、これは凄い。既に二期目である程度キャラの説明は終わってるから、後はかわいい瞬間作るだけでいいとか条件あるんだろうけど、
これを見てしまうと女がかわいいってだけの話をやるのに回りくどくてつまらない前振りやってるアニメとかアホ丸出しに思えてきますな。パン2。
一話一本で強い盛り上がりを作るってのも偉いけど、ToLOVEるの連続安打量産機というのも超ウルトラスーパー立派。これは良いアニメですわ。