大企業の夏ボーナス増加 嫌儲民はいくらもらったの?
10月3日 13時48分
ことしの夏のボーナスは、従業員1000人以上の大企業の平均額が71万円余りとなり、3年ぶりに前の年を
上回ったことが厚生労働省の調査でわかりました。
厚生労働省は、従業員が1000人以上の大企業400社余りを対象に夏のボーナスの金額を調査しました。
それによりますと、従業員のボーナスの平均額は71万1890円となり、去年よりも1046円(率にして0.15%)
増加しました。ボーナスの平均額が前の年を上回ったのは平成19年以来3年ぶりです。
産業別にみますと、繊維が64万4155円で15.17%、機械が65万7629円で10.37%、精密機器が81万
3156円で8.65%、いずれも去年より増加しました。その一方で、鉄鋼は60万328円と去年より26.84%
減少したほか、運輸が79万2077円で7.1%、卸・小売りが50万6526円で1.46%とともに減少しています。
厚生労働省は「去年の後半から徐々に景気が持ち直し、製造業を中心に業績が回復したことでボーナスが増加
したとみられる」と分析しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101003/k10014352611000.html