人気急上昇!戦場カメラマン渡部陽一の素性
バラエティー番組で、やたらと見かける戦場カメラマン、渡部陽一氏(38)。ベレー帽にひげという風貌に、低い声でゆっくりと話す
独特の口調でブレーク中だ。ものまねのネタにされ、声を携帯電話の着信ボイスに使われるほどの人気ぶり。一体、何者なのか?
公式HPなどによると、静岡県富士市出身の渡部氏が戦場カメラマンを志すようになったのは、明治学院大法学部時代。生物学の
講義をきっかけに興味を持ったアフリカのピグミー族に会おうと、コンゴ民主共和国を訪れた際、ルワンダの少年兵に襲撃された。
命拾いして帰国後、旅先で味わった恐怖と怒りを周囲に説明したが、理解してもらえず、見たことを写真で伝えることができる
カメラの力に気づいたという。
これまでルワンダ紛争、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、イラク戦争などを取材。各地で見聞きした体験は自著
『世界は危険で面白い』(産経新聞出版)で紹介している。
1年の半分は海外に滞在するが、今年に入って、バラエティー番組に出演。ほとんど知られていない戦場カメラマンの仕事の
実態を紹介するようになった。
「戦禍の中を生きる子供たちを撮影する際の常套句は、『アイ・アム・ブルース・リー!』。ブルース・リーは世界中の子供たちに
よく知られ、警戒する子供たちの胸襟を開くのに効果てきめんというのが、その理由です」とカメラマン仲間は証言する。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/447649/