★☆★ スレ立て依頼所[100911] ★☆★

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8 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
流浪の民が集う、聖ジョージの聖域


第268幕 独立リーグで見た「流浪の民」に思う

  ゴールデン・ベースボルリーグ(米独立リーグ)のプレーオフが始まった。

 ナックル姫として話題を呼んだ吉田えり(チコ)、昨年、阪神から戦力外通告を受けアメリカの地で再起を図ろうと頑張ってきた辻本賢人(マウイ)。
それぞれ所属するチームが揃ってプレーオフに進出。しかも両チームとも初戦に勝利し、さいさきのいいスタートを切っている。

ボランティアの食事サービスに列をなすセントジョージの選手たち
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 8月末、チコに来ていたセントジョ−ジ(米ユタ州)は、7月のカナダ遠征中にチームの経営破綻を知らされた。選手たちはカナダから帰る費用も
なく途方にくれた。ようやく用意されたバンに分乗し20時間以上もかかって本拠地のあるユタ州まで戻ったのだという。その日からすべての試合
がアウェーとなって各地を転々としてまわる「流浪の日々」がやってくる。コーチもいない。監督も3人変わった。それでも妙にチームがまとまっていた。

最後まで誇り高く戦ったセントジョージの選手たち
http://www5.nikkansports.com/baseball/mlb/tetsuya/tetuya-9148.jpg

 GBLは10チーム中、アメリカが6(うちハワイ1)、カナダ3、メキシコ1と、チームが広範囲に点在したため、逼迫する球団経営に追い打ちをかけ
たのが遠征の費用だった。マウイのチームは前日まで出発時間が決まらず、ようやく出発しても、チームが4分割され、フェリーを乗り継いだり、い
ろいろな場所を経由して目的地入りすることもあったという。彼らのほとんどが極限の状況下でシーズンを駆け抜けた。印象的だったのは「流浪
の民」と化したセントジョージの選手たちが、それでも誇らしげにユニフォームを身にまとい、最後の1試合まで堂々と戦い抜いたことだった。何が
彼らをそうさせていたのか…。その答えはまだ出ていない。
(抜粋)

http://www5.nikkansports.com/baseball/mlb/tetsuya/98480.html