パパ・ローチ、嫌いな人間は実は自分自身
パパ・ローチのシンガー、ジャコビー・シャデックスは自分自身の中に『狂気じみた』人格が潜ん
でいることに気が付いたという。ジャコビー曰く、バンドの最新アルバム『タイム・フォー・アナイア
レイション』の制作に先駆け多くの自己評価をしてみたところ、自分に都合の悪い人間はほとんど
自分自身であることに気が付いたのだという。
theaquarian.comにジャコビーは「俺を追いかけ続けている狂気じみた人格についての探索に結
論が出たんだ。結局それは俺自身だっていうことに気が付いたのさ」「自分がすごく嫌っている人
間や、世界中の嫌なことは全部自分自身を反映させたものなんだっていうことを受けれるのは大
変だよ。受け入れがたい真実だね」
そんなジャコビーは、『ジ・エネミー』などの曲で新たな世界感が歌われているが、自分自身の
内面に気が付いたことで前よりも自分を気遣うようになったという。「自分に変わった部分があっ
て、自分自身に対する責任を持つようになったから、自分自身を真っ先に優先的に考えるように
少しなれたことは良かったよ。自分自身をもっと大切にすれば、他のことも上手くのさ」
バンドの作詞を担当し、1000万枚以上を売り上げたバンドの成功に名を刻んでいるジャコビー
はべーシスト、トビン・エスペランスと共に曲作りを行っている。「俺はかなり社交的で、あいつは
内向的なんだ。こっちはとっても感情表現が豊かなのに、向こうはとっても静かで何でも内側に溜
め込んでしまう。本当にそのことがどうしようもなくなって話し合ったこともあるし、あいつは感情の
全てを音を通して表現するんだ。口には出さないんだよ。俺たちはお互いが持っていない性質を
持っているのさ。俺たちは本物の作曲家だよ。お互いどちらがかけても曲作りは出来ないんだ」
http://jp.ibtimes.com/articles/9738/20100907/431698.htm