今年6月に引退したモンゴル出身の大相撲元十両・大勇武(だいゆうぶ)関(27)=本名・ダワードルジ・オンドラハ=
が、師匠だった芝田山親方(元横綱・大乃国)から暴行を受け、強制的に引退させられたとして、親方と日本相撲協会に
計約7000万円の賠償を求めて東京地裁に提訴していたことが分かった。代理人の丸山和也弁護士らが7日会見して
明らかにした。
訴状によると、芝田山親方は6月4日、スリッパや手で部屋にいた元大勇武関の顔や頭を殴打、顔面打撲や首のねんざ
など全治10日間のけがをさせた。元大勇武関が「やめます」と言うと、親方は「やめますと言うのを待っていた」などと言った
という。協会に対しては「使用者責任がある」としている。丸山弁護士は、元大勇武関が01年の入門以降、親方から日常的
に暴行や嫌がらせを受けていたとしている。復帰の意思はなく、暴行・傷害事件として警視庁高井戸署に被害届を提出した
という。元大勇武関は01年春場所初土俵。08年春場所で幕下優勝を飾り、芝田山親方が部屋を起こして初の関取となった。
芝田山親方は「すべて弁護士に一任している。何も言うことはありません」とコメントした。親方の師匠で、日本相撲協会
の放駒理事長(元大関・魁傑)は「大勇武は夏場所後に『やめます』と部屋にあいさつに来たが、普通だった。(殴打したのは)
しつけの範囲で、けがをするようなことはないと(芝田山親方から)聞いている」と語った。【和田武士】
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