交通安全教室:迫真の演技 スタントマンが事故再現−−西区・観音中 /広島
◇「うわっ!」「きゃ〜」
スタントマンが交通事故を再現して恐ろしさを教える交通安全教室が4日、広島市立観音中(西
区南観音3)であった。2年生の生徒や保護者ら約200人が参加し、スタントマンの迫真の演技
に驚きの声を上げながら学んだ。
教室は、自動車保険を扱うJA共済が全国で開いている。県警によると、県内の今年1〜7月末
の自転車事故1807件のうち、中学生によるものは143件で前年同期比より9件減少した。だが、
今年は死亡事故も1件発生。中学生は自転車を使う機会が多く、被害者にも加害者にもなる可
能性があることからこの日も自転車に関連する事故が集中的に紹介された。
スタントマンたちは、自転車が横に並んで走行することで引き起こされたり、大型トラックの内輪
差で巻き込まれる事故などを熱演。ボンネットにはね上げられたり、衝突ではじき飛ばされたりす
るたび、「きゃー」「うわっ」といった悲鳴や驚きの声が響いた。2年の石田崚二さん(14)は「とても
迫力を感じ、事故の怖さが良く分かった。今度から気を付けたいと思った」と話した。【中里顕】
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20100905ddlk34040408000c.html 依頼39