亡き祖母との思い出をつづった曲「トイレの神様」で話題のシンガー・ソングライター、
植村花菜さん(27)が1日、宇都宮市川俣町の特別養護老人ホームとよさとを慰問し、
約60人のお年寄りの前で熱唱した。
植村さんはプロモーション活動のため本県を訪れ、ラジオ出演などの合間をぬって、
施設に駆け付けた。こうした慰問は、今回が初めてという。
トイレの神様は、同居していた祖母から「トイレにはきれいな女神様がいて、
毎日掃除すると女神様みたいにべっぴんさんになれる」と教わったことをテーマにした曲。
一緒に過ごした思い出などを、優しいメロディーに乗せている。
植村さんは歌いながら何度も天を仰ぎ、最後には感極まって涙を見せた。
入所者からは花束などが贈られ、同市川俣町、手塚キミさん(91)は
「私も良いおばあちゃんになりますね」と、笑顔であいさつした。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20100901/375390 依頼162