>>765 津田は現実の物と近い下ネタ価値観を持つキャラクターで、それによって作品内の下ネタを異常な物として評価し、ギャグにするという役割を持つが
といってこの価値観は俺達と全く同じというわけではなく、下ネタを目の前で連呼されても女の正気を疑って回避しないという点で、やはり狂っている。
ここには下ネタを異常な物として捉える視点と、一方でその下ネタを発する女は異常者扱いしない視点という矛盾した二つの軸があり、
そこから見える津田の役割とはつまり、現実の価値観から下ネタの部分だけを切り取って作品内部に持ってくる、ということなんだな。
SYDの下ギャグで「生理www」とか言って笑っているとき、それはもはや現実の基準で下ギャグを楽しんでいるわけではなく、
津田が体現している特殊なシステムの中で「生理www」と笑っているわけだ。それはもはや現実の価値観ではない。異常な価値観によった評価だ。
これら二つの軸はギャグの時に一方が、下ネタ差ギャップを楽しむ時にはもう一方がという形で利用することになる。
津田の視点も作品の異常さを支える上で必要な柱の一つだ。