ルーベンス・バリチェロ、シューマッハを「友人にしたいとは思わない」
ハンガリーGPでのバトルについて、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、
ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)へ直接謝罪していない。バリチェロ本人がメディアに明かした。
シューマッハはハンガリーGPの決勝で、ホームストレートを走行中にピットウォールのギリギリまでバリチェロに幅寄せを行った。
これにバリチェロは激怒したが、当初シューマッハは、お互いがフェラーリに在籍していた時代に、
バリチェロがナンバー2ドライバーだったことにふれながら、バリチェロを非難した。
だがその後、シューマッハは自身の走りについて謝罪の意志を示した。
しかし、バリチェロがシューマッハの謝罪を知ったのは、メディアを通じてのみだった。
出身地サンパウロのカートイベントに参加したバリチェロは、次のように語っている。
「電話はなかったよ」
「僕は後悔なんかしていない。前を向いて進んでいくんだ。僕にも意見はあるけど、黙っておくよ。
(フェラーリで)一緒にいた時のことが原因になって、コース上で対立することはない。お互いを傷つけるだけだからね」
ハンガリーGP直後、「何の解決にもならない」ため、シューマッハと顔を合わせて話し合うことは希望しないとバリチェロは語っていた。
さらにバリチェロは、『Agencia Estado(アジェンシア・エスタード)』へ
「彼のタイトルは心から尊敬しているよ。でも、彼を友人にしたいと心から願うことはない」と加えた。
またバリチェロは、恨みがあるわけではないと主張しつつ、
「人生は、お互いに尊敬して、許し合うものなんだよ」と話している。
http://www.topnews.jp/2010/08/11/news/f1/drivers/rubens-barrichello/21195.html 依頼所40