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NYで米マージャン史展 ユダヤ人社会、普及に一役
【ニューヨーク共同】20世紀前半、米国に紹介されたマージャンの普及に一役買ったのは在米ユダヤ人社会―。
この意外な組み合わせに歴史的な焦点を当てた展示会が、ニューヨークにあるユダヤ文化遺産博物館で開かれている。
博物館によると、米実業家によってマージャンが中国から紹介されたのは1920年。
同じ実業家が2年後にマージャンセットを輸入してから急速に普及した。
特にユダヤ人の婦人層では社交や慈善活動の際に活用され、
37年に米マージャン連盟が設立された際に集まったメンバーの多くはユダヤ人女性だったという。
特別展示室で来年1月初めまでの予定で開催中の「プロジェクト・マージャン」展では写真パネルのほか、
初期のマージャンセットやパイをデザイン化した衣服など60点以上を展示。
展示室の中央にはパイやサイコロの置かれたテーブルもあり「見学者のプレーは歓迎」。
博物館スタッフを交えた週1回の「実演」もある。
展示会責任者で学芸員のメリッサ・マーテンスさんによると、米社会のマージャン熱は25年をピークに冷めていったが、
その後も「米在住ユダヤ人の想像力や興味をかき立ててきた」という。
米ニューヨークのユダヤ文化遺産博物館で開催中の「プロジェクト・マージャン」展で実演するスタッフと、
展示パネルなどに見入る見学者=7月20日(共同)
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